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お役立ち情報ブログ

2019.7.22

#00049 相続後の手続き⑤

● 生命保険金等の請求について

ご家族が亡くなった場合、相続人等の残された遺族が故人の加入していた生命保険金等の
受取請求をする必要があります。

条件によっては、保険金を受け取れないケースもありますので、まずは加入条件を確認し、
加入している保険会社へ連絡しましょう。

保険契約者の方か保険金受取人の方が電話して頂いた方が手続き上スムーズに進むと思います。

その後問題が無ければ、保険会社から必要書類の案内と保険金請求書が送られてきます。

保険金請求書

保険金請求に必要な一般的な書類は以下になります。
実際は、各保険会社によって異なりますので、ご確認下さい。

【 必要書類 】

 ・保険金請求書
 ・被保険者の住民票
 ・故人の戸籍謄本
 ・保険金受取人の戸籍抄本
 ・保険金受取人の印鑑証明
 ・死亡診断書
 ・保険証券等

 ※上記の書類を用意して、保険金の受取人が請求手続きを取ります。

その後、保険会社が書類を受理し、支払の可否を判断して保険金の支払いへとなります。
この判断の際に、契約者貸付等の未返済などがある場合には、その分が請求保険金から差し引かれることになります。

故人の保険契約を把握していますか? 契約がないかどう確認する?

生命保険の請求手続きとしては、そこまで難しい内容では無いと思います。
ただ、ご家族が加入している保険全てを把握しておかなければ、請求することも出来ません。

また、保険契約内容によっては、贈与税となったり、相続税となったりと税金にも関わってきます。
保険金の受取人が誰になっているかも重要です。
生命保険金は、受取人の固有の財産となります。遺産分割の対象になりません。
まずは加入している保険内容を把握しておくことをお勧めします。

保険証券などの資料がないか、保険会社からの郵便物(生命保険料控除や契約内容の案内など)はないか、預金口座からの保険料の引落しがないかなどで、保険契約がないかを確認するようにして下さい。