12月23日に、国税庁から平成30年中に亡くなられた方の相続税の申告事績、調査等の状況報告が公表されました。
成30年分 相続税の申告事績の概要
相続税の課税対象となった被相続人数は、116,341人だったそうです。4,600人ほど増えたそうです。
亡くなった方は、136万人ほどだったそうで、8.5%の割合とのこと。
被相続人一人当たりの課税価格は、1.4億弱で相続税は1,800万円ほどとのことです。
いずれの数字も右肩上がりで、年々増加傾向にあるようです。
国税庁のHPはこちら → ◇ 平成30年分 相続税の申告事績の概要
◇ 平成30事務年度における相続税の調査等の状況
相続税の税務調査(実地調査)は、12,463件だったそうです。
このうち、申告漏れ等の非違があった件数は、10,684件だったそうです。(非違割合:85.7%)
申告漏れ相続財産の金額の内訳というもの記載されており、金額が多い順番に
・現金・預貯金等: 1,268 億円
・土地: 422 億円
・有価証券: 388 億円
となっております。
やはり、現金、預貯金が多いのですね。
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